地理的な位置や気候条件、過去の発展の違いにより、台湾の各都市は異なる風土の特色がある。それぞれの都市には、有名な鳳梨酥(パイナップルケーキ)、太陽餅(サンケーキ)、芋頭酥(タロイモケーキ)などの中華菓子をはじめ、地元の特産品にちなんだ芒果乾(ドライマンゴー)や烏魚子(カラスミ)など、地域を代表する定番の土産物がそろっている。2024年版「台湾名産めぐり」では、台湾西部の4つの主要都市―台北、台中、台南、高雄をめぐり、人気の観光ルートや地域を案内する。もちろん、旅行の際には新東陽の店舗に立ち寄って、自分自身や親しい人々に定番の土産物や美味しい味を持ち帰るのもお忘れなく!
台北編|城南文化

「城南」は日本統治時代に由来する地名で、おおむねMRT東門駅、中正紀念堂駅、小南門駅の南側一帯を指す。このあたりは植物園、歴史博物館、台湾博物館南門館、郵政博物館などがあり、文化的な雰囲気が色濃く漂うエリアだ。路地のなかには、現在は多くのブランドが入店している旧刑務所宿舎の「榕錦時光生活園区」をはじめ、いま最も注目を集めている山林がテーマのコンセプトストア「0KM山物所」など、リノベーションを経て新たな命を得た宿舎群が点在している。エリア内には地元グルメが集まる南門市場や、「世界で最もクールなストリート」に選ばれた永康街商圏などもあり、いずれも台北でいま最も人気のある観光スポットとなっている。

鳳梨酥・牛軋餅・雪藏綠豆糕
数ある定番台湾土産のなかで、最も代表的かつ無敵の定番といえば、鳳梨酥(パイナップルケーキ)と牛軋餅(ヌガークラッカー)だろう。
新東陽の鳳梨酥は原材料を厳選。クッキー生地には新鮮な卵とニュージーランド産の無添加バターを使用し、360度回転するオーブンで焼き上げ、ミルクと卵の香りが絶妙に溶け合った最高の黄金色に仕上げている。台湾の最高品質のパイナップルで作った餡は、やさしい甘さで、ひと口食べると幸福感に包まれる。

「新世代の最強の台湾土産」との呼び声も高い牛軋餅は、サクサクしたネギ入りクラッカーと濃厚で滑らかな食感のヌガーをサンドしたお菓子。サクッとしたクラッカーとやわらかなヌガーの食感が甘じょっぱさと交差した絶妙な美味しさで、食べ始めると止まらなくなってしまう。フレーバーはオリジナルのほか、マンゴー、クランベリー、タピオカミルクティーなどが選べる。

このほか、伝統的な雪蔵緑糕(緑豆らくがん)もぜひ味わいたい。皮を取り除いた高品質な緑豆と、健康的で甘さひかえめなトレハロース、オリーブオイルを原料とした、滑らかな食感とほどよい甘さのらくがんだ。保存は冷凍がおすすめ。冷蔵庫で解凍したら、すぐに食べよう。ひんやりした食感と爽やかな味わいで、暑い夏にお茶とあわせると最高に美味しい。

台中編|トレンディ&クリエイティブ

古いものと新しいものが混じりあう台中市は、街のあちこちで独特の美学とライフスタイルが感じられる魅力に満ちた文化都市。台中の「新しさ」を代表する「草悟廣場 PK2」は、1階と2階をあわせて2000坪のスペースを持つ「大人の公園」を作り上げた。台中初の文化体験スペースのブランド「留白計画」は、茶芸、利き酒、コーヒー、展覧会を組み合わせた新たな芸術と文化の拠点となっている。「台湾府儒考棚X中島GLAb」は異なる分野がクロスオーバーするアートフィールド。「Coffee Stopover」などのブランドとコラボした、非常にユニークなカフェ&展示スペースだ。このほか、「忠信市場」や「審計新村」といったクリエイティブな特色を持つアートビレッジも、多様な切り口で台中の魅力を旅人に発信している。

太陽餅・芋頭酥・紫晶酥
台中の特産と言えば、台湾人の頭の中に真っ先に思い浮かぶのは、太陽餅(サンケーキ)と芋頭酥(タロイモケーキ)だろう。台湾の中華菓子の故郷である台中では、100年の間に新旧幾多のお菓子が生まれた。100年以上前の麦芽餅を起源とする、定番の代表格である太陽餅は、改名したことで有名になり、地方のご当地菓子から台湾名物に生まれ変わったと伝わる。太陽餅の魂は、薄くてサクサクしたパイ状の生地にある。薄力粉と純製ラードを使用した特製生地は、きめ細やかで香ばしく、口に入れるとすぐにほぐれるやわらかさ。特製麦芽で作った餡は、砂糖のダマのない、やわらかな仕上がりだ。

太陽餅を大御所スターとするなら、芋頭酥(タロイモケーキ)や紫晶酥(餅入りのタロイモケーキ)は輝く新人アイドルだ。タロイモの名産地として知られる台中大甲は、ある年豊作による供給過剰に見舞われたが、現地の菓子職人が芋頭酥を開発したことで、問題が解決しただけでなく、この新しいお菓子が台湾の有名菓子の舞台に躍り出ることとなった。新東陽で販売している芋頭酥は、大甲産のタロイモ「檳榔心芋頭」を使用しており、なめらかな餡にはタロイモの香りがたっぷり詰まっている。おなじく芋頭酥の仲間である紫晶酥は、餡に餅を入れてもちもちした食感をプラスしている。タロイモを使ってお菓子を作るのは、台湾の大きな特色のようで、しばしば日本や韓国をはじめ、欧米の人々が驚く様子が見られる。芋頭酥とその仲間も、外国人の友人に贈るのに最適のお土産だ。


台南編|レトロモダン

台南には400年の歴史がある。古い時代の生活が寺院や路地の空間と深く結びついており、台南の街並みを独特の風情があるものにしている。神農街は清代から続く商店街。一時は衰退したが、近年は特色あるショップが多数入店し、再び人気を博すようになった。若い感性と、クリエイティブな活力が、街に芸術的な雰囲気をまとわせている。国華街は外国人観光客必見の観光スポット。保安宮一帯から水仙宮まで、胃袋が3つあればいいのにと思うくらい、ご当地グルメが目白押しだ。永楽市場は国華街と民族路の交差点に位置している。1階には伝統市場の商店や屋台が並んでいるが、2階にはカフェや雑貨、古着などの特色あるショップが隠れており、一度は足を運んでみたいスポットだ。

芒果乾
マンゴーは台湾の夏を代表するフルーツ。主な産地は台湾南部の台南、高雄、屏東で、土芒果、愛文、金煌、凱特などの品種が栽培されている。なかでも愛文は、果実が適当な大きさで、果肉は繊維が少なく、甘みと風味に優れており、艶やかな深紅の皮を持つため、最も人気のある品種となっている。愛文の主な産地は台南市玉井と屏東県枋山。玉井は最初に愛文が植えられた土地であることから、「マンゴーの故郷」と呼ばれている。新東陽の芒果乾(ドライマンゴー)の原料は、果肉が甘くて厚い愛文マンゴー。低温乾燥技術により、果実本来の風味をそのままに、保存料、人工甘味料、香料、色素を一切加えず、栄養たっぷりで美味しいドライマンゴーに仕上げている。

高雄編|港の活力

高雄は常に活気に満ち、変革を続ける港湾都市。高雄では近年、大規模な建設工事が続き、都市の景観も一新された。なかでも「亞洲新湾区」と呼ばれる臨港地区では、ライトレールの完成と延伸により、以前からあったクリエイティブ基地の駁二芸術特区をはじめ、高雄流行音楽中心、大港橋、HOLO PARK、棧貳庫のほか、歴史と産業の記憶を伝える哈瑪星鉄道文化園区や旧打狗駅故事館など、新旧のスポットが結ばれている。いずれも魅力的な観光スポットで、臨港地区はいま最も話題性のある魅力的な都市景観となっている。

烏魚子
四方を海に囲まれた台湾には、大海のうま味を凝縮した名産品がある。結婚披露宴の席上で必ずお目にかかる高級食材であり、旧正月の贈答品としても選ばれるのが、烏魚子(カラスミ)だ。台湾の人々は古くからカラスミを作って食べている。台湾南部の高雄沿岸の海域はボラが産卵に訪れる場所のため、ボラ漁とカラスミ作りが発達した。新東陽のカラスミは天然もの。表面はつやのある褐色がかったオレンジ色で、卵巣の形は左右対称の美しい曲線を描描いている。光にかざすと透明感があり、血管の線がはっきりと見える。均等に脂がのっているため、口に入れると柔らかいが弾力があり、噛んだ後に口内に香りが残る。とくに日本の食通に愛されており、その名声は海外にまでとどろいている。

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台北編|城南文化

「城南」は日本統治時代に由来する地名で、おおむねMRT東門駅、中正紀念堂駅、小南門駅の南側一帯を指す。このあたりは植物園、歴史博物館、台湾博物館南門館、郵政博物館などがあり、文化的な雰囲気が色濃く漂うエリアだ。路地のなかには、現在は多くのブランドが入店している旧刑務所宿舎の「榕錦時光生活園区」をはじめ、いま最も注目を集めている山林がテーマのコンセプトストア「0KM山物所」など、リノベーションを経て新たな命を得た宿舎群が点在している。エリア内には地元グルメが集まる南門市場や、「世界で最もクールなストリート」に選ばれた永康街商圏などもあり、いずれも台北でいま最も人気のある観光スポットとなっている。

鳳梨酥・牛軋餅・雪藏綠豆糕
数ある定番台湾土産のなかで、最も代表的かつ無敵の定番といえば、鳳梨酥(パイナップルケーキ)と牛軋餅(ヌガークラッカー)だろう。
新東陽の鳳梨酥は原材料を厳選。クッキー生地には新鮮な卵とニュージーランド産の無添加バターを使用し、360度回転するオーブンで焼き上げ、ミルクと卵の香りが絶妙に溶け合った最高の黄金色に仕上げている。台湾の最高品質のパイナップルで作った餡は、やさしい甘さで、ひと口食べると幸福感に包まれる。

「新世代の最強の台湾土産」との呼び声も高い牛軋餅は、サクサクしたネギ入りクラッカーと濃厚で滑らかな食感のヌガーをサンドしたお菓子。サクッとしたクラッカーとやわらかなヌガーの食感が甘じょっぱさと交差した絶妙な美味しさで、食べ始めると止まらなくなってしまう。フレーバーはオリジナルのほか、マンゴー、クランベリー、タピオカミルクティーなどが選べる。

このほか、伝統的な雪蔵緑糕(緑豆らくがん)もぜひ味わいたい。皮を取り除いた高品質な緑豆と、健康的で甘さひかえめなトレハロース、オリーブオイルを原料とした、滑らかな食感とほどよい甘さのらくがんだ。保存は冷凍がおすすめ。冷蔵庫で解凍したら、すぐに食べよう。ひんやりした食感と爽やかな味わいで、暑い夏にお茶とあわせると最高に美味しい。

台中編|トレンディ&クリエイティブ

古いものと新しいものが混じりあう台中市は、街のあちこちで独特の美学とライフスタイルが感じられる魅力に満ちた文化都市。台中の「新しさ」を代表する「草悟廣場 PK2」は、1階と2階をあわせて2000坪のスペースを持つ「大人の公園」を作り上げた。台中初の文化体験スペースのブランド「留白計画」は、茶芸、利き酒、コーヒー、展覧会を組み合わせた新たな芸術と文化の拠点となっている。「台湾府儒考棚X中島GLAb」は異なる分野がクロスオーバーするアートフィールド。「Coffee Stopover」などのブランドとコラボした、非常にユニークなカフェ&展示スペースだ。このほか、「忠信市場」や「審計新村」といったクリエイティブな特色を持つアートビレッジも、多様な切り口で台中の魅力を旅人に発信している。

太陽餅・芋頭酥・紫晶酥
台中の特産と言えば、台湾人の頭の中に真っ先に思い浮かぶのは、太陽餅(サンケーキ)と芋頭酥(タロイモケーキ)だろう。台湾の中華菓子の故郷である台中では、100年の間に新旧幾多のお菓子が生まれた。100年以上前の麦芽餅を起源とする、定番の代表格である太陽餅は、改名したことで有名になり、地方のご当地菓子から台湾名物に生まれ変わったと伝わる。太陽餅の魂は、薄くてサクサクしたパイ状の生地にある。薄力粉と純製ラードを使用した特製生地は、きめ細やかで香ばしく、口に入れるとすぐにほぐれるやわらかさ。特製麦芽で作った餡は、砂糖のダマのない、やわらかな仕上がりだ。

太陽餅を大御所スターとするなら、芋頭酥(タロイモケーキ)や紫晶酥(餅入りのタロイモケーキ)は輝く新人アイドルだ。タロイモの名産地として知られる台中大甲は、ある年豊作による供給過剰に見舞われたが、現地の菓子職人が芋頭酥を開発したことで、問題が解決しただけでなく、この新しいお菓子が台湾の有名菓子の舞台に躍り出ることとなった。新東陽で販売している芋頭酥は、大甲産のタロイモ「檳榔心芋頭」を使用しており、なめらかな餡にはタロイモの香りがたっぷり詰まっている。おなじく芋頭酥の仲間である紫晶酥は、餡に餅を入れてもちもちした食感をプラスしている。タロイモを使ってお菓子を作るのは、台湾の大きな特色のようで、しばしば日本や韓国をはじめ、欧米の人々が驚く様子が見られる。芋頭酥とその仲間も、外国人の友人に贈るのに最適のお土産だ。


台南編|レトロモダン

台南には400年の歴史がある。古い時代の生活が寺院や路地の空間と深く結びついており、台南の街並みを独特の風情があるものにしている。神農街は清代から続く商店街。一時は衰退したが、近年は特色あるショップが多数入店し、再び人気を博すようになった。若い感性と、クリエイティブな活力が、街に芸術的な雰囲気をまとわせている。国華街は外国人観光客必見の観光スポット。保安宮一帯から水仙宮まで、胃袋が3つあればいいのにと思うくらい、ご当地グルメが目白押しだ。永楽市場は国華街と民族路の交差点に位置している。1階には伝統市場の商店や屋台が並んでいるが、2階にはカフェや雑貨、古着などの特色あるショップが隠れており、一度は足を運んでみたいスポットだ。

芒果乾
マンゴーは台湾の夏を代表するフルーツ。主な産地は台湾南部の台南、高雄、屏東で、土芒果、愛文、金煌、凱特などの品種が栽培されている。なかでも愛文は、果実が適当な大きさで、果肉は繊維が少なく、甘みと風味に優れており、艶やかな深紅の皮を持つため、最も人気のある品種となっている。愛文の主な産地は台南市玉井と屏東県枋山。玉井は最初に愛文が植えられた土地であることから、「マンゴーの故郷」と呼ばれている。新東陽の芒果乾(ドライマンゴー)の原料は、果肉が甘くて厚い愛文マンゴー。低温乾燥技術により、果実本来の風味をそのままに、保存料、人工甘味料、香料、色素を一切加えず、栄養たっぷりで美味しいドライマンゴーに仕上げている。

高雄編|港の活力

高雄は常に活気に満ち、変革を続ける港湾都市。高雄では近年、大規模な建設工事が続き、都市の景観も一新された。なかでも「亞洲新湾区」と呼ばれる臨港地区では、ライトレールの完成と延伸により、以前からあったクリエイティブ基地の駁二芸術特区をはじめ、高雄流行音楽中心、大港橋、HOLO PARK、棧貳庫のほか、歴史と産業の記憶を伝える哈瑪星鉄道文化園区や旧打狗駅故事館など、新旧のスポットが結ばれている。いずれも魅力的な観光スポットで、臨港地区はいま最も話題性のある魅力的な都市景観となっている。

烏魚子
四方を海に囲まれた台湾には、大海のうま味を凝縮した名産品がある。結婚披露宴の席上で必ずお目にかかる高級食材であり、旧正月の贈答品としても選ばれるのが、烏魚子(カラスミ)だ。台湾の人々は古くからカラスミを作って食べている。台湾南部の高雄沿岸の海域はボラが産卵に訪れる場所のため、ボラ漁とカラスミ作りが発達した。新東陽のカラスミは天然もの。表面はつやのある褐色がかったオレンジ色で、卵巣の形は左右対称の美しい曲線を描描いている。光にかざすと透明感があり、血管の線がはっきりと見える。均等に脂がのっているため、口に入れると柔らかいが弾力があり、噛んだ後に口内に香りが残る。とくに日本の食通に愛されており、その名声は海外にまでとどろいている。

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